（静岡市駿河区）７０代男性。
１０年位前に脊髄小脳変性症、６年前に首と腰の脊柱管狭窄症を患い、立位・歩行が一人では困難・車椅子生活になり、当院に施術依頼有り。

当院では、首や腰を重点的にマッサージを行ない、更に体全体の血流を改善させ、仰向けでの膝関節の屈伸や伸展位での下肢の挙上等の徒手抵抗訓練や椅子からの立ち上がり等の訓練により、両下肢の筋力はアップしてきています。

脊髄小脳変性症の関係で一部未だにふらつきは見られますが、バランス感覚も施術・訓練で少しずつ改善しております。
主治医の神経内科医からも筋力・バランス感覚共に改善しているとの評価を頂きました。

その他にも、色々なリハビリの施術法により、訓練を継続しており、最終的には本人単独での杖歩行の能力が付けられるように施術者と患者さんとコミュニケーションを密にをとりながら、頑張っているところです。

（静岡市葵区）１００才の男性。初回訪問が１年半前。
約２年前に左大腿骨頚部を骨折し、病院に入院。その後、数か月他院でマッサージを受けたが、状態が思わしくなく、１年半前にご家族から藁をも掴む思いで直接当院に施術依頼あり。

当初は左膝が大きく変形し、更に拘縮もあり、９０度の状態から伸ばす事もできない状況。

更に骨折部については保存療法による完治で、左股関節も固く、左足関節や右上肢の肩関節（９０度以下の拳上）にも拘縮あり。
両足を伸ばした状態でも明らかに左下肢が右と比較し、５㎝短下肢の状態。自力の座位保持も不可能。筋肉も激減で筋力も低下。

そんな状況の中で、当院の施術者もかなり治療期間を要するとの判断で治療開始しましたが１か月後に左膝が２０度改善、２か月後には更に２０度改善と短期間で結果が出始めました。

本人は元々スポーツマンであり、性格が明朗で、ポジティブだった事もあり、当院の施術者のアドバイスを忠実に守り、変形徒手矯正での施術や徒手抵抗訓練にも積極的に取り組み、どんどん結果がついていきました。

その後、各関節拘縮も改善し、１年後には何と立位保持も自力で可能になりました。（短下肢対応の靴を使用）
これは、本人・ご家族・介護関係者・施術者のそれぞれが当院の施術者のアドバイスや方針に理解を示し、同じベクトルで目標に向かった結果だと思います。

１００才でこれだけの結果が出る事は正直珍しいです。

（静岡市清水区）８０代男性。初療は１年半程度前。
アルツハイマー型認知症があり、簡単な会話は可能でしたが、施術内容の理解は困難。

更に症状については、両膝と両肩共に拘縮あり。下肢の筋力も低下し、歩行困難な状態。

本人の認知機能は低下しておりましたが、何とか施術者の指示に従って頂き、膝や股関節の曲げ伸ばしに注力し、少しずつではありますが、各関節の可動域が広がり改善しました。

結果、起き上がりやトイレの座りこみがスムーズになり、更に衣類の着脱も楽になり、ご家族に喜んで頂きました。

（静岡市清水区）４０代男性。初療は約２年前。
椎間板ヘルニアに加えて、脊柱管狭窄症も併発。

初療時の状態は少しでも体を動かすと激痛が走り、寝て横になっているのがやっとの状態。

普段、体を動かさないので、血流も良くない状態で、内科系の持病も悪化。

そんな状況の中で、施術については、全身のマッサージによる血液循環で流れを良くし、更に当院のストレッチリハビリ法により、血色が良くなり、約１～２か月で少しずつ体を動かせるようになり、今では自分で何とか移動も可能になりました。

ご家族のお風呂等の生活介助も楽になり、非常に喜んでおられます。

（静岡市葵区）７０代男性。初回訪問は１年９か月前。
頚部に捻挫の後遺症の影響で痛みがあり、更に手足に痺れと脹脛に浮腫有り。

糖尿病の関係で血色も黒ずんでいる部分が存在し、更に膝関節の可動域に制限がある。

頚部には、はり治療で対応し、疼痛が軽減しています。更にマッサージで手足のしびれが軽くなっており、浮腫改善や血流促進改善で血色も良好になってきております。

膝についても関節の屈曲・伸展運動により、可動域が拡大しております。

（静岡市清水区）７０代男性。約２年前が初回訪問。

脳梗塞発症の８か月後に初療。既に麻痺や拘縮部分の症状は固定されており、後遺症による認知面の低下、患側の左上肢の拳上が７０度程度、握力は僅かに保持、左下肢の仰向けでの屈伸については可能ではあるが、大腿部後側部の筋群に痙性が残存、下肢の拳上は困難、更に足関節が固く、可動域には制限がある状況。

上記の内容で、当院のプログラムは、両上下肢の可動域維持拡大・筋力増強とし、具体的には徒手抵抗による筋力アップ・徒手矯正・立ち上がりを実践しました。

結果、少しずつではありますが、左肩の拘縮や左足関節は改善し、柔らかくなっています。
左上肢の拳上も２０～３０度改善しました。

（静岡市駿河区）８０代女性。約２年半前が初療。
腰椎圧迫骨折後に寝たきりになったのがきっかけで、初療の時点で足首が強直し固まり、各関節も拘縮や変形がかなり進行し、痛みも動作時に強く出ました。

更に自分自身での体の動作は基本的に難しく、マッサージやリハビリ歴も無しで、顔や体の血色も良くない状態でした。

そんな状況の中で、暫くの間、マッサージ中心で血流を循環させ、更に筋肉や神経の働きを高める事を心掛けました。
更に血色や浮腫みが改善した段階で、本人とコミュニケーションを取りながら、痛みを助長しない程度に、骨密度等にも気を遣いながら、少しずつ関節運動を実施。

それを継続する事で、痛みも少しずつ軽減し、各関節の可動域も少しずつ改善し、本人からは体が本当に楽になったと感謝されております。

（静岡市駿河区）８０代女性。初療は２年９か月前。

人工膝関節の接合の手術後、痛みが残存し、膝が変形し、屈伸もスムーズに出来ないとの相談があり、施術させて頂くことになりました。
膝以外にも、腰痛と更に肩関節痛もあり、合わせて施術させて頂きました。

膝については、膝周りも含めてマッサージを入念に行い、変形部分を痛みを助長しないように軽く、徒手矯正させて頂きました。腰と肩についてもマッサージで対応しました。

週に２～３回程度、定期的に施術を受ける事で、膝の痛み緩和と屈伸も徐々に可能になってきました。更に腰と肩の痛みも改善しています。
今まで苦痛だったトイレでの立ち上がり、畳で寝ていて起き上がるまでの動作が何とか可能になってきました。

（静岡市駿河区）８０代女性。初療は９か月前。
パーキンソン病があり、両肩関節に拘縮があり、拳上が困難。左膝にも拘縮があり、上手く伸ばせない。握力も弱い。

変形徒手矯正を行ない、肩関節の可動域が改善。上肢の拳上も３０度程度改善しており、今後も更に改善できるよう継続中です。握力も強化しており、少しずつ付いてきております。

血流促進のためのマッサージも行っており、体調もいい状態で維持できています。

（静岡市葵区）７０代女性。初回訪問は１年半位前。

約４０年前にくも膜下出血後遺症で倒れ、病院退院の後、長年麻痺していた部分も少しずつ感覚が戻り、奇跡的な回復をされましたが、手足の拘縮・変形が残りました。

左下肢の膝や足関節の変形は特に歪みが大きく、生活での起き上がりや移動時にかなり影響がでました。

当院の施術師は主に左下肢の変形徒手矯正の施術を重点的に行いました。週に１回程度の施術でしたが、少しずつ歪みが改善し、２か月後には何と４０年近く床につく事の出来なかった踵がつき始め、驚くほど改善しました。正直こちらがビックリする位の回復ぶりで、患者さんからは、毎回感謝の言葉をいただいており、恐縮しております。

（静岡市駿河区）８０代男性。約２年前が初療。
脳梗塞発症の８か月後に当院に依頼有り。

初療の時点で、麻痺側の関節全てが拘縮というより、更に進行した強直した状態になっていました。

脳梗塞後遺症の拘縮改善は普通の拘縮とは異なり、悪化させないための施術になる事が多い状況の中で、この患者さんはリハビリに対して非常に前向きな方で、麻痺部中心の入念なマッサージに加え、健側の筋力強化、強直した部位の徒手矯正を行ないました。

更に起き上がり方法や立ち上がり方を指導させて頂き、本人は施術者のアドバイスを忠実に守り、必死な努力もあり、少しずつ改善し、２年後に自力で立ち上がる事ができました。

勿論、介助者は必要ですが、状態は驚くほど改善しております。

（静岡市葵区）８０代女性。初療は２年３か月前。
脳梗塞は軽度で、２型糖尿病や高コレステロール血症有り。

主に麻痺側の右下肢の膝の拘縮や痛みのあった部分、腰痛等のためのマッサージをしており、良好な状態を維持されております。身体の状態もすっかりいい状態が継続しており、持病の腰痛症やバネ指まで良くなって、大変喜ばれております。

（静岡市駿河区）８０代男性。初療が１年３か月前。
約３年前に硬膜外血腫になり、それ以来立ち上がりが困難、転倒も多く、当院に施術依頼がきました。

事前検査を行うと、両下肢の大腿部が萎縮しており、筋力もかなり低下。更に慢性的に右肩痛と腰痛有り。

施術については、両下肢の筋力増強や変形徒手矯正、更にマッサージで少しずつ改善し、立ち上がりもスムーズになってきています。

肩や腰もマッサージで痛みが解消しました。この先のゴールセッティングについては、杖使用での歩行を可能にする事です。

（静岡市葵区）３０代男性。初療は約１年前。
脳出血後遺症の症状で、患側については右上下肢共に自力で動かす事が困難。
更に端座位時に肩の亜脱臼の強い痛みが出現。

下肢については、仰向けでの膝関節の屈伸や伸ばした状態での下肢の拳上動作は他動では可能。更に足関節は筋力不足と拘縮あり。

そんな状態での施術法は、徒手抵抗による筋力アップや椅子からの立ち上がりと足関節の可動域拡大の施術、更に右肩亜脱臼の痛み緩和、筋緊張緩和・筋疲労の軽減に努めました。
結果、右肩の痛みが改善し、足関節も柔らかくなり、筋肉の状態も良好です。

（静岡市駿河区）８０代男性。初療は１１か月前。

両上肢の拳上が困難で、関節拘縮有り。（左は９０度、右は６０度までしか腕が上がらない）
肩甲骨を回す事も困難。頚部疼痛、腰痛も有り。

更に起き上がりや座位保持も不十分。立位もバランスを崩し、不十分な状態。
肩部の指圧や肘椅子に座った状態で上肢の徒手矯正、関節の曲げ伸ばしも実施し、腕の筋力強化も図っております。

又、仰向けの状態で、下肢の筋肉を解し、ストレッチ、膝関節の曲げ伸ばしも行っております。
更に横向けの腰部の指圧を行ない、腰痛は解消しています。

３か月後には上肢の拳上が３０度以上改善、肩関節が柔らかくなりました。下肢筋力も強化され立位も少しずつ改善し、バランス感覚もついてきております。今後も更に現状の施術を継続し、強化していきたいと思います。

（静岡市葵区）６０代女性。初回訪問は２年前。
５年前に脳梗塞が発症し、左半身は麻痺状態。左肩に痛みが出現。

右下側臥位にて、左肩甲間部のマッサージと肩甲回旋運動、肩関節回転運動を行なっており、肩の痛みも改善しております。（亜脱臼にも注意しております）更に左手関節の掌屈傾向がマッサージにより改善しております。

今後、筋肉や手足の関節の柔軟性の維持、改善を中心に施術を継続します。
また精神的安定の考慮もしていきたいと思います。

（静岡市葵区）８０代男性。初療が約１年半前。
軽度の脳梗塞後遺症に加えて、頚椎脊柱管狭窄症があり、麻痺側の右上肢の重みの影響により、右肩や頚部に痛みや凝りがある状況です。

主に右肩や頚部を中心とした麻痺側のマッサージ関節、運動をしています。

元々、血流の良くない方ですが、施術が終わると各関節が柔らかくなり、血色も良くなり、
右肩から頚部にかけての痛みもおさまるようです。楽になるようで、大変喜ばれています。

（静岡市駿河区）８０代女性。初回訪問は２年９か月前。
両肩関節・両膝関節の拘縮と痛みが慢性化。腰の痛みも有り。

肩については、背中と腕の筋緊張緩和の施術を中心に継続しており、痛みが軽減と拘縮が改善しています。
膝については、以前より半月板が変形し、すり減り、痛みが起こっている状態ですが、膝周りのマッサージや大腿部のストレッチ等で痛みの緩和を図っております。
腰痛はマッサージで痛みが解消しています。

（静岡市駿河区）９０代女性。３年前が初回訪問。

５年前に脳梗塞が発症し、寝たきりの状態。右が麻痺側で、右膝と右肩・股関節に拘縮あり。
左の健側も肩と膝・股関節に拘縮あり。更に左下肢全体にも筋緊張有り。

施術については、拘縮部分の変形徒手矯正と全身マッサージを行ない、長期間継続している
事で少しずつ拘縮が改善してきており、ご家族のオムツ交換等が楽になっています。

筋緊張の部分も緩和してしており、体全体の血流で、体内循環も良く、健康状態も維持できて
います。

それにより、患者さん本人も色々な意味で精神的・身体的な負担が軽減し、いい意味での相乗効果も出てきています。